【A．I．C．O． Incarnation】1話　感想

2020年7月14日

自分ではない自分。

事故により家族を失ったアイコ。
アイコ自身も事故の影響により
車椅子を使用しながら学校に通っていた。
そんな中、神崎雄哉がアイコの学校に転校してきた。
アイコは転んで擦りむいても治ってしまったり
今まで車椅子で生活していたのに
急に歩けるようなった自分の殻に疑問を覚えていたが
雄哉が連れて行った場所でアイコは自分の体の秘密を知るのだった。

家族を無くした悲しみや寂しさは
別な事に意識を向ける事でやわらいできた（気付かないようにしてきた）のかもしれないけれど
自宅に戻って家族との思い出の品を見たりする事によって
一気にこみあげてくるものなんだね。

それだけでも心の整理がつかないのに
自分の体が自分の物ではないと聞かされ
実際に見たら、それはとても心が耐えられない状態なんじゃないかと思う。
現実を知るのも大事なのかもしれないけれど
アイコは少し、落ち着ける時間が必要だったのかもしれないな。

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